

トラウマケアは特別な人のもの?―日常に取り入れる“感情のセルフケア”という考え方
トラウマは、誰にでもある小さな傷 トラウマケアという言葉を聞くと、「それは特別な人のためのもの」「深刻な体験をした人だけが受けるもの」と感じる方が多いかもしれません。でも、私はそうではないと思っています。 自助グループを運営し、トラウマケア講座を続けていく中で学んだのは、 トラウマは誰にでもある ということです。それは大きな事件や虐待といったものだけではなく、日常の中で受けた小さな否定や孤独、無視された経験、言えなかった気持ち――そうした“ささやかな傷つき”も、心の奥に小さなトゲのように残ります。 けれど、多くの人は「自分はそんな大げさなほどじゃない」と思い、ケアすることを後回しにしてしまいます。そうやって放置された小さな痛みが、いつの間にか人間関係のこじれや、自分を責めたり、他人にきつくあたってしまうような形で表に出てくることがあります。 キャパシターとの出会い 私が出会った「 キャパシター 」という手法は、そうした 日常の小さな傷つきに、自分で働きかける方法 です。呼吸や軽い動き、指圧などを通して、体をゆるめ、感情を落ち着かせていく。まるで自
kumada rie
10月26日


感情と上手に付き合うためのセルフケア「キャパシター」11/5@大阪箕面
新しいセルフケア「キャパシター」で、心と体をいたわる時間を 傷つきを抱える方だけでなく、誰もが日常で感じるストレスや感情と上手に付き合っていくための新しいセルフケア、「キャパシター」のイベントを11/5(水)大阪府箕面市内で開催します。 キャパシターは、簡単な体の動きや呼吸法、指圧などを通して、心と体のバランスを取り戻すためのセルフケアの技法です。トラウマケアの手法としても知られていますが、その方法はとてもシンプルで、誰でも、いつでも、どこでも実践できるのが大きな特徴です。 こんな気持ちと付き合いやすくなるツールです 私たちは日々、様々な感情と共に生きています。感情は私たちにとって必要なものですが、時にはその大きさに圧倒されてしまったり、どう扱っていいかわからなくなったりすることもあるでしょう。 わけもなく悲しくなるとき 小さなことでイライラしてしまうとき 未来への不安でいっぱいになるとき どうしようもない恐怖を感じるとき キャパシターは、こうした日常のさまざまな感情と上手に向き合い、生きづらさを和らげるためのツールです。例えば、指をそっと握る
kumada rie
10月21日


イメージワークができない時の対処法ー無理なく心をケアするために
前回のブログで、過去の傷ついた自分を癒すイメージワークをご紹介させていただきました。このワークについて、トラウマケア講座のご参加者の方から「過去の自分を想像することがうまくいかない」というお声をいただきました。ご質問をくださった方が次回の講座にご参加くださるか分からないので...
kumada rie
10月6日


ACOA大阪今月のイベント情報
生きづらさを抱える女性向け自助グループ「ACOA大阪」今月の開催案内です。 🌸ACOA大阪アートワーク ・10/10(金)19時~20時 ・@オンライン:参加URLアドレスはお申込み後にお送りしています ・参加費:300円(振込、PayPay、クレジットカード)...
kumada rie
10月4日